免許取りたての時期に人身事故を起こしてしまった息子
息子は大学3年の夏休みに就職活動を始める前に自動車運転免許をとろうと教習所に通い始めました。自動車教習所といっても親の時代のように何ヶ月もかけて教習所に通って免許を取得するのではなく、合宿形式で1ヶ月ほどで免許が取れてしまうというシステムを利用して夏休みのうちに免許を取得しました。どこの家庭でも同じだと思うのですが、子供が運転免許を取得して自動車の運転を始めるころには心配で胃が痛くなりました。
無謀な運転をすることは無いと思っていたのですが、まだ運転を始めたばかりの時に道の端を歩いていた高齢者の女性と接触する事故を起こしてしまい、すぐに救急車を呼べばよかったのですが初めての事で気が動転してしまい、息子はその場を後にして家まで帰ってきてしまったのです。怖くなって再び現場を訪れたところを警察に逮捕され、ひき逃げによる人身事故という扱いになってしまいました。被害者の方は年齢的なこともありこの事故のために歩くことが出来なくなるそうで、息子の起こした人身事故の罪は本当に重いことは間違いありません。
警察からの連絡で事故を知った私たち夫婦はすぐに警察に出向いて息子とあわせて欲しいと頼んだのですが、接見はできないといわれ途方にくれて弁護士に相談することにしました。免許取りての時期に起こした人身事故ですが、被害者をそのままにして一時的にせよ逃げてしまった罪はさらに重く、被害者への賠償をはじめ今後の事を弁護士と相談して進めてゆくことにしました。
DATE:2016/08/20